WordPressプラグインWP CleanFixは、データベースのテーブルを最適化できるだけでなく、メタデータやスパムコメントの除去などができる総合メンテナンスツールです。
例えば、
・自動保存やリビジョンが溜まりに溜まっている…
※データベース周りのプラグインですので、まずはバックアップを取られてからお掃除されることをオススメします。
WP CleanFix のインストール
管理画面のプラグイン新規追加よりWP CleanFixを検索するか、以下よりプラグインファイルをダウンロードします。WP CleanFix
WP CleanFix プラグインでお掃除開始
WP CleanFixプラグインをインストールすると、管理画面の左メニューに WP CleanFix のメニューが出現します。マウスを乗せると「Clearn & Fix」欄に数字が見えます。
通知数なのですが、とんでもない数ですwww
WP CleanFixのページはこんな感じです。
WP CleanFixでデータベースの最適化
Database
データベースのテーブルの最適化を行います。「投稿」周りのお掃除
ゴミが溜まっていることが多いのがこのPostsの項目ではないでしょうか。冒頭の画像にあったとんでもない数の通知は、ほぼ「Posts」に関するモノでしたので、今回はこの部分を中心に紹介させていただきます。
Revision
「リビジョン」や「自動保存」を除去できます。「リビジョン」や「自動保存」については、WordPressで「リビジョン」や「自動保存」を無効にする方法の記事でも紹介させていただいた通り、あらかじめ利用しない設定にもできますので、不要な場合は両方とも無効化しておきましょう。
Trash
ゴミ箱に入りっぱなしの記事を削除できます。復元するかどうかの選択肢もなく一気に消しますので、事前にゴミ箱の中身を確認されることをオススメします。Post Meta
使用していないカスタムフィールドの値を除去できます。※当ブログでは、投稿記事でPHPを実行できる「runPHP」プラグインを有効にしています。が、過去に何かで使ったのかな…??って言うくらい用途を覚えていない…。
とりあえずこの数は異常ですし、今は「runPHP」を使ってないので「Erase!」ボタンをクリックして消しました。
Post Meta Edit Lock
投稿記事に関する情報を格納している「メタデータ」を掃除します。そもそも「メタデータ」とは
データベース内に全ての記事が保存されています。この中には必要ではないものも含まれており、データベースを肥大化させています。例えば、複数の人で記事を書いている場合に先祖帰りが起きないようにメタデータで管理しています。また、一人で書いている場合でも、データベースの全ての記事にロックするためのメタデータを持っています。
WordPress春のお掃除大作戦!データベースをキレイにし最適化する方法
と紹介されている通り、こいつが長い間残りっぱなしになると、記事の数だけデータベースを圧迫することになります。
こちらの記事では
Hi,
the “Post Meta Edit Lock” are flags in the “wp_post_meta” database table, no “wp_post” table.
When you edit a post, old or new, WordPress creates 2 records in post meta table for warn other editors that someone is in edit.
So, these records can remain on server for a very long time. When a Blog has many posts, for example 100, in post meta table you can found 200 “dead” records.
Delete these records is not dangerous.
Please, let me know if you have more questions
Regards
GF
WordPress › Support » [Plugin: WP CleanFix] [Plugin: WP-CLEANFIX] "Post Meta Edit Lock" ?
と書かれていましたので、当ブログに関しては「メタデータ」は消しても大きな問題はなさげ。
Tag
例えば、「記事を書いているその場でタグを新規追加したけど、後で不要になったのでタグを消しちゃった。」なんて場合は、タグ自体は生きていますが、どの記事にも紐づけられていない状態なのでエラーとして検出されます。「カテゴリ」周りのお掃除
当ブログでは問題がなかったのですが、カテゴリ周りの項目はこんな感じです。Categories
使われていないカテゴリ、タクソノミーなどがあればここでエラーが表示されると思います。「コメント」周りのお掃除
コメントですが、当ブログで引っかかったのは、ゴミ箱に入っているコメントとスパムコメントです。SPAM Comment
コメントページでスパム判定したコメントに対応しています。「Erase!」ボタンをクリックすると、コメントページのスパムコメント(の数字)も消えます。
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