特にWordPressで企業サイトなどを構築する場合や、少し規模の大きいサイトを運用するとなると、パーマリンクにはいつも以上に気を使います。
そのようなパーマリンク周りに関して、個人的にコレは便利で使える!!というWordPressプラグインを5つ紹介いたします。
パーマリンク周りの処理は各サイトやブログによって設定が様々だと思いますので、以下の記事はあくまで参考程度にご覧いだけますと幸いです。
また、ベースのパーマリンク設定が「/%category%/%post_id%/」であることを前提に進んでいきます。
また、ベースのパーマリンク設定が「/%category%/%post_id%/」であることを前提に進んでいきます。
WP No Category Base
企業サイトなどの場合、投稿記事には制作実績や導入実績、サービス内容やニュースなどの様々なコンテンツを登録されることが想定されますので「category/」というディレクトリ(階層)が不要になる場合があります。このような場合には非常に便利なプラグインがWP No Category Baseです。WP No Category Base
WordPressはカテゴリに紐づかせる形で記事を投稿していくのですが、例えばパーマリンクが以下の構造で
/%category%/%post_id%/
カテゴリが「service」というスラッグの場合、その投稿記事のURLは
http://www.hoge.com/
category/
service/111111のようになります。
この「category/」のディレクトリ(階層)を除去して、パーマリンクを
http://www.hoge.com/service/111111
のように変更することが出来るプラグインがWP No Category Baseです。
WP No Category Baseと同様の処理をするためのプラグインには、他にもTop Level Categoriesが有名ですが、個人的な経験からWP No Category Baseの方が他のプラグインとの干渉も少なく、挙動が安定している印象です。
WP-PageNavi
パーマリンク周りと言いますか、有名なページャープラグインです。WP-PageNavi
但しパーマリンクの設定次第によって、ごく稀にページ送りの際に404 Not Foundを吐き出してしまうことがあります。
他のパーマリンク周りのプラグイン(特にWP No Category Base)と併用することで、この辺りの問題が解消されることもあります。
.html on PAGES
固定ページのURLに .htmlを付加できるプラグインです。.html on PAGES
例えばパーマリンクが以下の構造で
/%category%/%post_id%/
固定ページに「about」というスラッグを付けた場合、そのページのURLは、
http://www.hoge.com/about/
となりますが、
.html on PAGESプラグインを利用すれば固定ページのURLは
http://www.hoge.com/about.html
となります。
親子構造の固定ページの場合
企業サイトの場合、「会社概要」という親ページの中に「企業情報」「企業理念」「アクセスマップ」「代表メッセージ」…などのコンテンツをぶら下げることもあるかと思いますが、このような親子構造の固定ページでも利用できます。例えば「company/」の親ページの中に「information/」という子ページが存在する場合は
http://www.hoge.com/company/information
.html
となります。
拡張子を.htmlから.phpに変更
プラグインファイルを編集すれば.htmlを.phpと拡張子の変更も可能ですが、.htmlか.phpかのどちらか1つの拡張子で統一されます。ページ別に拡張子を変えることは出来ないようですので注意が必要です。
Redirection
.htaccessファイルの設定なしに、ページ毎にリダイレクトの設定をしてしまうプラグインです。Redirection
Googleウェブマスターツールなどのサービスで自分のサイトやブログを確認すると、かなり昔に設定した「タグ」や「検索結果」などがリンク切れを起こしていることがあります…。
個別に.htaccess で設定変更するにはかなり面倒…な場合や、WordPressサイトのお引越しなどでやむなくパーマリンクを変更せざるを得なくなった場合のリダイレクト用に利用します。
WordPress HTTPS
パーマリンクというよりも、共用SSLなどでWordPressを利用する際に入れておくと使えそうなプラグインです。WordPress HTTPS
使用するサーバとの相性もあるみたいなのですが、
http://www.hoge.com/から https://www.hoge.com/
のように変更するパターン(独自SSLタイプ)と、レンタルサーバの共用SSLのように別ドメインのSSLを設定できるパターンなど、複数の選択が可能です。
FacebookページにWordPressで構築したサイトやブログのコンテンツを表示させる場合、またContact Form 7のお問い合わせフォームプラグインを利用する場合などには便利かもしれませんね。
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