CSSのwhite-spaceプロパティのpre-wrapを使って、pre タグ内のテキストやコードを幅に合わせて改行する方法のご紹介です。
pre タグ内のテキストを改行
preタグ内のテキストを自動改行させるには、CSSで以下のように指定します。|
1 2 3 4 5 6 |
pre { white-space: -moz-pre-wrap; white-space: -pre-wrap; white-space: -o-pre-wrap; white-space: pre-wrap; } |
white-space: pre-wrap;を指定することで、以下のようにpreタグの幅に合わせて中のテキストが折り返すようになります。
|
1 |
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0, maximum-scale=1.0, minimum-scale=1.0, user-scalable=no"> |
white-space プロパティ
参考までに、要素内の空白文字の扱いを定義するプロパティwhite-spaceについて引用させていただきました。white-space プロパティの値
| normal | 連続する空白は詰められて 1 つになります。ソース内の改行文字も空白文字として扱われます。行ボックスを埋めるために、必要なら行を折り返します。 |
|---|---|
| nowrap | normal と同じく空白を詰めますが、行の折り返しは行いません。 |
| pre | 連続する空白はそのまま残され、行の折り返しは、ソース内の改行文字と、 <br> 要素でのみ行います。 |
| pre-wrap | 連続する空白はそのまま残されます。行の折り返しは、改行文字や <br> 要素のあるときか、行ボックスを埋めるのに必要なときに行います。 |
| pre-line | 連続する空白は詰められて 1 つになります。行の折り返しは、改行文字や <br> 要素のあるときか、行ボックスを埋めるのに必要なときに行われます。 |
改行やテキストの折り返しのまとめ
| 改行 | 空白とタブ文字 | テキストの折り返し | |
|---|---|---|---|
| normal | 詰める | 詰める | 折り返す |
| nowrap | 詰める | 詰める | 折り返さない |
| pre | 残す | 残す | 折り返さない |
| pre-wrap | 残す | 残す | 折り返す |
| pre-line | 残す | 詰める | 折り返す |
参考ページ
white-space – CSS | MDN


コメント