Fancybox v5 で動画ギャラリーの自動再生を確実に停止する(2025年版)

jQuery
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WEBデザイナーの皆さん、ポートフォリオサイトや製品紹介ページで、モーダルウィンドウライブラリ「Fancybox」を使って動画ギャラリーを実装する機会は多いでしょう。

しかし、Fancybox v5 (または v4) を使って複数の動画を配置した際、「モーダルを開いた瞬間」や「次の動画にページ送りした瞬間」に、意図せず動画が自動再生されてしまう現象に悩んでいませんか?

これは Fancybox v5 のデフォルト設定が原因ですが、幸いにも簡単なオプション指定で解決可能です。

この記事では、2025年現在のモダンな実装方法として、Fancybox v5 (旧 v3 のような jQuery 依存なし) を前提に、動画の自動再生を確実に停止させる方法を解説します。

v3と違う!Fancybox v5/v4 で動画自動再生を止める autoplay: false の指定方法

古い Fancybox v3 (jQuery が必須だった時代) の記事では video: { autoStart: false } といった情報が見つかりますが、2025年現在の v5 (または v4) では、この記述は機能しません。

v5 ではオプションの体系が刷新されており、HTML5 動画の制御は Html5Video オブジェクトで行います。

HTMLの構成例

HTML 側は v3 時代と大きく変わりません。data-fancybox 属性でグループ化するだけです。以前のような ulli によるリスト構造は必須ではありません。


JavaScript (Fancybox v5) の設定

v5 では jQuery は不要です。v5 のスクリプト(Panzoom)を読み込み、Fancybox.bind() メソッドを使って初期化します。

ポイントは、オプションとして Html5Video: { autoplay: false } を指定すること。


Fancybox動画実装の結論:v5は Html5Video オプションでUXを最適化

Fancybox v5 で動画ギャラリーを実装する際、自動再生を停止するには Fancybox.bind() のオプションで Html5Video: { autoplay: false } を指定します。

古い v3 の情報 (video.autoStart) と混同しないよう注意してください。

ユーザーが自らの意志で「再生」ボタンを押す。この当たり前の操作性を担保することが、サイト全体の信頼性とUX向上につながります。たった1行のコードで、より快適な閲覧体験を提供しましょう。

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