WordPressのコアファイルの自動バックグラウンド更新を有効(または無効)にする方法を紹介させていただきます。
WordPressのバージョンとアップデートについて
WordPressのバージョンは、「4.7」「4.7.1」「4.7.2」…のように、2つから3つの数字が小数点でつながった表記になっています。例えば4.7.1ですと、4.7が「メジャーバージョン」、右端の1が「マイナーバージョン」と言い、WordPressのバージョンアップには、4.7→4.8のように「メジャーバージョン」が変わるものと、4.7.1→4.7.2のように「マイナーバージョン」が変わるものがあります。
また、WordPress3.7からは自動バックグラウンドアップデート(自動更新)が利用できるようになりましたが、この自動更新は「マイナーバージョン」のアップデート(と翻訳ファイル)のみに適用されますので、メジャーバージョンも自動更新をやってしまいたい、あるいは自動更新自体をやめてしまいたいという場合は、wp-config.phpから自動バックグラウンドの設定を変更できるようになっています。
WP_AUTO_UPDATE_CORE の設定変更
wp-config.phpフィルを開き、WP_AUTO_UPDATE_COREを「true」「false」「minor」の中から定義します。(初期設定は「minor」です。)WP_AUTO_UPDATE_CORE’, true
開発版、マイナーアップグレード、メジャーアップグレードのすべての自動更新を有効化します。
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define( 'WP_AUTO_UPDATE_CORE', true ); |
WP_AUTO_UPDATE_CORE’, false
開発版、マイナーアップグレード、メジャーアップグレードをすべての自動更新を無効化します。
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define( 'WP_AUTO_UPDATE_CORE', false ); |
WP_AUTO_UPDATE_CORE’, minor
マイナーアップグレードのみ自動更新を有効化(開発版・メジャーアップグレードを無効化)します。
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define( 'WP_AUTO_UPDATE_CORE', minor ); |
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