企業様向けのコーポレートサイトが良い例かもしれませんが、WordPress でサイトを運用していると、トップページの記事一覧に『特定カテゴリの記事を表示させない』なんて処理が必要になる場合があります。
そこで今回紹介させていただくAdvanced Category Excluderはトップページ以外のアーカイブや検索結果ページでも「特定カテゴリの記事を表示させない」処理を施すことができる便利なプラグインです。
「特定カテゴリ」に関する振分処理はテーマファイルを手動でカスタマイズする方法もありますが、個人的に色々と試した結果からもAdvanced Category Excluderプラグインを利用して制御した方が楽かなと思います。
Advanced Category Excluder のインストール
WordPress管理画面のプラグインページから、Advanced Category Excluderを検索してインストールするか、以下のページからプラグインファイルをダウンロードします。Advanced Category Excluder
Advanced Category Excluder の設定
WordPress管理画面の左メニューACE » Categoriesと進み、Advanced Category Excluder設定画面へ移動します。「Archive」「Home」「RSS Posts」「RSS Comments」「Search」「Pages」「Single Posts」「Disable robots」の8つのセクションに対して、それぞれ出力させるカテゴリを設定していきます。
今回は、特定のカテゴリを一覧に出力しない処理になりますので、各ページに対して出力したくないカテゴリにチェックを入れてあげます。
ここでは例として「DIARY」カテゴリにチェックを入れました。
カテゴリにチェックを入れたら「Doit!」ボタンをクリックして設定を保存します。
ページのリロードが起こるものの、何も完了メッセージが出ない…んですが、これで設定は完了です。
Advanced Category Excluderプラグイン自体は他にも様々な設定が可能なようですが、今回の「特定のカテゴリを除外」については上記の処理だけで問題ないと思います。
WPtouch プラグインを利用している場合
このプラグインを重宝している個人的な理由の1つが、スマートフォン最適化プラグインWPtouchを利用している場合に、スマフォのトップページ(やアーカイブページ)でも特定のカテゴリを除外できるという点です。当たり前と言えば当たり前ですが…、スマフォ用に別個にカスタマイズする必要がないので、これまた管理が非常に楽なのです。
サイト運用中にカテゴリが増えたりカテゴリIDが変わったり…した場合でも、個別にテーマファイルや functions.phpをカスタマイズすることなく、プラグイン設定画面で管理できるので運用負荷も抑えられると思います。
コメント